昭和付喪神(つくもがみ)の出火事件簿

「付喪神」とは、長年、人間に使われて魂が宿り、妖怪となった古い器物のこと。日本の大量消費時代が幕を開けた昭和30年代を背景に、当時の家電製品や物たちが付喪神となって現れ、哀しい胸のうちを三味線にのって踊り、語ります。夜な夜な聞こえる、人に捨てられた古道具たちの怨み節。
台本・演出・踊り:坂東冨起子 発案・語り:観世葉子
作曲・三味線:杵屋邦寿 三味線:松永鉄九郎 作曲・作調:若月宣宏
監修:坂東梢 協力:ふじたあさや

昭和付喪神(つくもがみ)の出火事件簿