源太(げんだ)
梶原源太景季(かじわらげんだ かげすえ)は、源平の合戦で活躍した源氏の若武者。美男子として知られる。生田の森の合戦では、矢を入れる箙(えびら)に梅の花の一枝をさして出陣し、その風流ないでたちを敵の平家からも称賛された。 […]
昭和付喪神ショート編
夜な夜な聞こえる、人に捨てられた古道具たちの怨み節。 付喪神とは、長い年月、人間に使われて魂が宿り、妖怪となった古い器物のこと。室町時代に描かれた『付喪神絵巻』に登場します。 この作品は、日本の大量消費時代が幕を開けた昭 […]
鶏娘
歌舞伎で上演されなくなって約半世紀がたつ『鶏娘おさん』の物語を、影絵を使った舞踊劇に構成。 平成29年度文化庁芸術祭舞踊部門で第2位の得票を得た作品。 父親・さんせう太夫の悪行の報いで鶏のように鳴く奇怪な娘・おさんが生ま […]
山帰り
神奈川の大山は江戸っ子の信仰を集めた山で、7月13日~17日の盆山には、借金取りから逃れようと江戸の仕事師(大工や鳶)が参拝に繰り出し、帰りには博打(ばくち)に興じ、女郎と遊ぶのが常だった。その風俗を舞踊化したもの。粋だ […]
禁〜パンデミック
2019年の冬、コロナウィルスが世界を侵食し始めました。得体の知れないウィルスとの遭遇。感染の拡大とともに進行してきた休業、失業、貧困、予期せぬ差別。不安、恐れ、沈殿する不穏な気配。 これは2020年の春に作った作品です […]
舞踊劇『猫いらず~十二支萬歳』PR
日本舞踊を見たことのない大人も子どもも楽しめる日舞エンタメ。「古典芸能? かた苦しそう」というイメージが吹っ飛びます!子丑寅卯辰… どうして十二支に猫は入っていないの? じつは昔々、こんなことがあったんです。
説経節×日本舞踊『日高川』
清姫と旅の僧・安珍。夫婦の約束をしたものの、安珍は清姫を捨て置いて道成寺へ。安珍を追って日高川までやってきましたが、船頭が舟に乗せてくれない。死ぬのを覚悟で日高川へ飛び込んだ清姫。恋の執念で清姫は蛇体に化身し、川を泳いで […]
先々々代女将の長襦袢から
『昭和付喪神』シリーズに加わったショート編。豪商・近江屋の女将に捨てられた古い長襦袢と、戦後の食糧難の頃に芋と交換された古い振袖が哀れにも滑稽な身の上話を始めます。「振袖が締めているのは丸帯。今では目にしなくなりましたが […]
狐葛の葉『しのだづま考』より
<説経節・義太夫・上方落語でつづる舞踊劇>超能力者であった中世の陰陽師・安倍晴明の母は狐だった。狐は社会から疎外され、人々と交わることを許されなかった民の象徴。千年の時を越えて語り継がれるこの物語を舞踊劇でご覧に入れます […]
昭和付喪神(つくもがみ)の出火事件簿
「付喪神」とは、長年、人間に使われて魂が宿り、妖怪となった古い器物のこと。日本の大量消費時代が幕を開けた昭和30年代を背景に、当時の家電製品や物たちが付喪神となって現れ、哀しい胸のうちを三味線にのって踊り、語ります。夜な […]